




わかば幼稚園には広い畑があります
ずっと昔から使っている畑で、土の栄養はたっぷり。出来上がる野菜もみんなとても美味しいです。
種をまき、芽が出て葉っぱが大きくなる。背もぐんぐん伸びて、実をつける。天気にも左右されるけど、自然の力はやっぱりすごいと感じます。
たくさんの野菜が並ぶ畑の姿は、まさに生命の輝きそのもの。
子どもたちは青空の下、気持ち良い風を感じながら触る土の感触や、掘り出した収穫物の重さを通して自然を感じ取れるようです。
例えばじゃがいも堀りでは、初めはそーっと土を触っていた子もだんだんと楽しくなり、「いっぱいとれたよ!」と報告してくれます。
青々とした大きな葉が黄色に変化する様子、掘り出したざらざらした皮の表面の感触や根っこの白さ、土のあたたかさ、突然現れるミミズに虫の羽音、次々にあがるお友達の歓声、立ち上る草の匂い、 食べた時の香りや味など、五感をめいっぱい使って、より多くの経験を積んで欲しい。




四季折々の季節を感じることができます
春は種まきから始まって、カブ、小松菜、山東菜にじゃがいも、人参、夏はトマトにピーマン、茄子、きゅうり、枝豆、秋はさつま芋に里芋、冬はほうれん草に大根と四季折々の季節を感じることができます。
収穫する時はいつも大騒ぎです。手に手に野菜をもって、みんな歓声を上げて、にこにこ笑顔。
自分がお世話した野菜は格別のようです。 畑での活動を通じて、自然と生命の持つ不思議さ、強さを実感して欲しいと願っております。




毎日毎朝、天気の良い日はみんなそろって「はとぽっぽ体操」
園児たちも先生たちも、暑さ寒さもなんのその、目いっぱい身体を動かして体操します。それが終わると曲に合わせて朝マラソン。それぞれのペースで園庭をぐるぐる走ります。「はやいでしょ!」「せんせい、ぬかしちゃうよ」とちょっと得意顔の子どもたち。「追いつけなかった~」という先生もちらほら。子どもたちの体力は天井知らずです。
マラソンが終わると学年ごとに鉄棒やのぼり棒、うんていに挑戦。自分のペースで進めます。


水曜日は専任の先生による
体操の時間
水曜日は専任の先生による体操の時間があり、満3歳さんから年長さんまで、学年の身体の発達に沿って体操を行います。
無意識にぱたぱた走る、歩いている最中にぴょんぴょん跳ぶなど、子どもたちは身体を動かすことが大好き。その「大好き」の気持ちを大切にしながら、跳び箱や鉄棒、マット運動、床体操に取り組み「できて嬉しい、なんだか楽しい」の気持ちを育てます。





できなくてもいいんです!
やってみようと頑張る心、それこそがわかばの育てたい気持ちなのです。
経験したことは、全てその子の成長の糧になります。諦めずに取り組んだことは自信につながります。
体操を通して、幼児期という今だけでなく、わかばのみんなが大きくなった時に、色々なことに挑戦し続ける気持ちや、多少のことにはくじけない強さを身につけていって欲しいと願っています。